逆流性食道炎が意外なところから改善

2019年06月27日

あんどう治療院の安藤です。

本日も、施術内容を書いていきます。

今回は、逆流性食道炎です。

近年でもよく耳にすると思いますが、簡単に言うと胃の中の胃酸が食道に逆流して食道の粘膜が荒れてみぞうち付近がムカムカしたり、消化不良を引き起こすものです。

よく病院で言われるのは、噴門(食道と胃の境目の自動ドアみたいなもの)が壊れて、本来胃から食道に行くはずのない胃酸が流れて問題が起こると言われます。

しかしそれだけが問題なのか?

今回の患者さんの主訴は腰痛でした。

私の確認不足で、問診時に逆流性食道炎の事を聞きそびれていました。(患者さんからしたら整体で逆流性食道炎が改善されるとは思ってなかったそうです。)

結果から言うと、横隔膜がガチガチでした。

横隔膜とは最大の呼吸筋です。そしてお腹を上下に隔てるものです。

食道は、その横隔膜を貫通して胃とつながります。

なので横隔膜が固い事により

①食道に負担がかかってしまいます。

②呼吸が浅くなり、自律神経の乱れがでる。(内臓は自律神経がコントロールしている)

当院の施術は、全体のバランスを整える事を目的としています。

今回は、腰痛で来院されましたが、横隔膜と首の施術を行ないました。

腰痛は良くなり、「そういえば最近ムカムカをあまり感じなくなった」と言って頂きました。

 

今回は逆流性食道炎でしたが、みぞうち付近の痛み・違和感を訴える方は多いです。

そのような方は、胃が問題ですねと病院で言われ長年胃薬を服用されています。

みぞうち付近の違和感は様々な問題が考えられます。

①膵臓

②十二指腸

③肝臓

④横隔膜

⑤縦郭

⑥結腸

など様々な原因が考えられます。

近日中に、臨床結果をブログに書きたいと思います。